「FIXED」と「ROUND」の違い - Googleスプレッドシート関数

小数点以下の数字を桁数を指定して四捨五入する「FIXED」と「ROUND」の違いは、
書式も結果も同じですが「FIXED」は引数を指定することで桁区切りのカンマを表示しないようにできます

・関数	FIXED（フィクスト）
・書式	=FIXED(数値,桁数{,桁区切り})
・内容	数値の桁数を指定して四捨五入します。

・関数	ROUND（ラウンド）
・書式	=ROUND(数値,桁数)
・内容	数値の桁数を指定して四捨五入します。

=FIXED("12345.6789",2,0)
=12,345.68

=ROUND("12345.6789",2)
=12,345.68

FIXEDの桁数に「0」を指定するか省略すると桁区切りの「,」カンマが付くので同じ結果になります

FIXEDの桁数に「1」を指定すると桁区切りは付きません

=FIXED("12345.6789",2,1)
=12345.68

ROUNDは桁区切りが付くので桁区切りがいらない場合はFIXED関数で桁数の引数に「1」を指定することで桁区切りが表示されなくなります

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FIXEDとROUNDは四捨五入の関数なので
切り捨て「ROUNDDOWN」関数や切り上げ「ROUNDUP」関数で桁区切りがいらない場合はTEXT関数を使います

=TEXT(ROUNDDOWN("12345.6789",2),"#.###")
=12345.67

=TEXT(ROUNDUP("12345.6789",2),"#.###")
=12345.68

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