「IMPORTHTML」と「IMPORTXML」の違い - Googleスプレッドシート関数

指定したHTMLページのソースからクエリ（listタグまたはtableタグ）を指定して文字列を取得する「IMPORTHTML」と XML、HTML、CSV、TSV、RSS フィード、Atom XML フィードなど、さまざまな種類の構造化データからデータを取得する「IMPORTXML」関数の違い

・関数	IMPORTHTML（読み方：インポートエイチティーエムエル）
・書式	=IMPORTHTML(URL,クエリ,指数)
・内容	ページのソースからクエリを指定して文字列を抜き出します。

・関数	IMPORTXML（読み方：インポートエックスエムエル）
・書式	=IMPORTXML(URL,XPathクエリ)
・内容	さまざまな種類のデータから文字列をインポートします

このページからテーブルを抽出


「IMPORTHTML」関数で<table></table>を取得する場合
セル B3
=IMPORTHTML("https://google.dw230.com/difference-import/","table")

セル B9
「IMPORTXML」関数で<table>～～</table>を取得する場合
=IMPORTXML("https://google.dw230.com/difference-import/","//table")

「IMPORTHTML」は<table>の中を<td>が横<tr>が縦に表示します。
指数を指定することで何番目のテーブルか指定することができ、1度に複数のテーブルは表示できません
（指数を省略すると最初のテーブルを1つだけ表示します）

「IMPORTXML」は1つの<table>～</table>を1つのセルに表示し、1つのテーブルが1つのセルでサイト内すべての<table>を表示します

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<li>タグの場合（テストページ：https://google.dw230.com/difference-import/li.php）


セル B3
=IMPORTHTML("https://google.dw230.com/difference-import/li.php","list")

セル B9
=IMPORTXML("https://google.dw230.com/difference-import/li.php","//li")

「IMPORTHTML」は<li>が1つにつき1セルで
<strong>strong1つ目</strong>は「*strong1つ目*」と表示されます
指数を指定することで何番目の<ul>か指定することができ、
（指数を省略すると最初の<ul>を1つだけ表示します）
<li></li>の中にある<ul>や<strong>は無視されます

「IMPORTXML」は<strong>や<a href=>タグで横に進み<li>で下に進みます
ページ内にあるすべての<li></li>の中身を取得するので
<li></li>の中にある<ul><li>はその回数分繰り返されます
<ul>
<li><ul><li>1つ目</li><ul></li>
<ul>
のように記述すと内側と外側で2回表示されます

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まとめ

「IMPORTHTML」はテーブルを縦横セルで表示、リストは1つのリストを選択して「li」タグを1行表示

「IMPORTXML」はテーブルを「td」を1行づつ表示、リストはページ内すべての「li」タグを1行表示

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