「TRUNC」と「ROUNDDOWN」の違い - Googleスプレッドシート関数

「TRUNC」と「ROUNDDOWN」の違い - Googleスプレッドシート関数

指定した桁数以下の数値を切り捨て0にする「TRUNC」と「ROUNDDOWN」の違い

Googleスプレッドシート関数の「TRUNC」と「ROUNDDOWN」の使い方は同じで、数値を指定された桁数で切り捨てます。桁数を省略すると桁数は0として認識されます
・関数TRUNC(読み方:トランク)
・書式=TRUNC(数値,桁数)
・内容数値を指定された桁数で切り捨てます
桁数を省略すると桁数は0として認識されます
・関数ROUNDDOWN(読み方:ラウンドダウン)
・書式=ROUNDDOWN(数値,桁数)
・内容数値を指定された桁数で切り捨てます
桁数を省略すると桁数は0として認識されます
Googleスプレッドシートのヘルプの概要
TRUNC:ある数値の特定の有効桁数より後を切り捨てて、その有効桁数に変換します。
ROUNDDOWN:ある数値を指定した小数点以下の桁数に切り捨てます。常に次の有効な増分値に切り捨てます。

関数の意味から
TRUNCATE(トランケート)の直訳「切り捨てる」の略が TRUNC
ROUNDDOWN は Round down の直訳「端数を切り捨てる」

結果
「TRUNC」と「ROUNDDOWN」は同じです

切り捨て関数として「TRUNC」が用意されていますが
ラウンドシリーズで四捨五入の「ROUND」切り上げの「ROUNDUP」があるので「UP」があるなら「DOWN」もあるのだと思われます
エクセル関数の「TRUNC」と「ROUNDDOWN」の違いは
「TRUNC」は桁数を省略できますが「ROUNDDOWN」は桁数を省略することはできません

また、エクセル関数の「TRUNC」と「ROUNDDOWN」は全角の数値を数字として認識して結果を半角に変換しますが、
Googleスプレッドシートでは「TRUNC」と「ROUNDDOWN」両方とも全角の数字は文字列として判断され「#VALUE!」エラーになります。

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