LARGE(ラージ)Googleスプレッドシート関数

LARGE(ラージ)Googleスプレッドシート関数

LARGE(ラージ)は1番大きい、2番目、3番目と大きい順から順位を指定してセルの数値を呼び出します
・関数LARGE(読み方:ラージ)
・書式=LARGE(範囲,順位)
・内容指定範囲内の中から1番大きい2番目3番目と何番目に大きいか順番に呼び出します
使い方
例1)=LARGE(C3:C6,1) C3からC61番大きい数値
例2)=LARGE(C3:C6,2) C3からC62番目に大きい数値

同じような関数で MAX関数は1番大きい数値を選びますが
LARGE関数は1番大きい2番目3番目と大きい順位を指定して呼び出します
数値の大きい順の順位表を作るのに便利です
LARGE 関数は順番に数値を呼び出すだけでその値がいくつあるかはわかりません。 2番目に大きい数値が複数ある場合に、その個数を出す場合は COUNTIF 関数を使います
例)=COUNTIF(E3:E6,LARGE(E3:E6,2))

スプレッドシートサンプル
  A B C D E F G
1            
2     国語 算数 理科 社会  計 
3   鈴木 87 75 70 90 322
4   佐藤 76 69 65 72 282
5   小林 60 88 90 62 300
6   高橋 98 95 95 90 378
7   最高点 98 95 95 90 378
スプレッドシートサンプルの”セル C7”の数式
例1) =LARGE(C3:C6,1) C3~C61番大きな数値

指定範囲に文字列など数値以外がある場合エラーではなく無視されます
指定範囲に#DIV/0!、#NAME?、などのエラーがある場合、同じエラーを表示します
LARGEとよく使うスプレッドシート関数
 IF 値または数式が条件を満たしているかどうかをテスト
 COUNTIF 検索条件に一致するセルの個数を返します
 SMALL 指定範囲内の中から1番小さい2番目3番目と小さい順に呼び出します
 RANK   大きい順、小さい順、順位を出します

エクセル(EXCEL)のLARGE 関数との違い
=LARGE(範囲,順位)
「順位」が小数点以下がある場合結果が変わります

Googleスプレッドシートでは小数点以下は切り捨てられ
エクセルでは小数点以下は切り上げられます

=LARGE(A2:B100,1.5)
スプレッドシートでは「1.5」を「1」番目として数え
エクセルでは「1.5」を「2」番目として順位を表示します
※ただし1未満は「#NUM!」エラーになります

LARGE(ラージ)>HOME

Googleスプレッドシート関数

ネット上からデータを取得する関数

DETECTLANGUAGE(ディテクトランゲージ) テキストで使用される言語を識別して言語コードを返します

GOOGLETRANSLATE(グーグルトランスレート) 言語コードを指定して表示されている言語を翻訳します

ISURL(イズユーアールエル) 指定した値が有効な URL であるかどうかを検証します

IMAGE(イメージ) セル内に画像のURLを指定することで画像を表示します

IMPORTDATA(インポートデーター) 指定したファイルからタブ区切り、カンマ区切りで文字列を抜き出します

IMPORTFEED(インポートフィード) RSSフィードやAtomフィードをインポートします

IMPORTHTML(インポートHTML) ページのソースからクエリを指定して文字列を抜き出します

IMPORTXML(インポートエックスエムエル) さまざまな種類のデータから文字列をインポートします

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