VALUE(バリュー)Googleスプレッドシート関数

VALUE(バリュー)Googleスプレッドシート関数

VALUE(バリュー)関数は、文字列として表示された数字を数値に変換、日時をシリアル値に変換します
・関数VALUE(読み方:バリュー)
・書式=VALUE(文字列)
・内容数値を表す文字列を数値に変換します。
使い方
変換する文字列を、半角のダブル クォーテーション「"」で囲んで指定します。
目的の文字列が入力されたセル参照を指定することもできます。

文字列には、スプレッドシートが認識できる数値書式、日付書式、または時刻書式が設定されている必要があります。
文字列に設定されている表示形式が適切でない場合は、エラー値 #VALUE! が返されます。

スプレッドシートサンプル
  A B C D E F G
1              
2     出勤 外出 再入 退勤 就業
3   12月14日 8:45     19:45  
4   12月15日 8:48 13:00 15:00 19:32  
5   12月16日         休日
6   12月17日 8:43     14:30 早退
7   12月18日 8:42     21:03  
通常はスプレッドシートが自動で判断しますから変換は不要なのですが、文字列操作などでエラーになる場合試すとよいでしょう
・=VALUE(100000) 結果 100000
・=VALUE("100000") 結果 100000
・=VALUE(100,000) できません
・=VALUE("100,000") 結果 100000
・=VALUE("100,000円") 結果 #VALUE!
日数を数値化する場合(1900年1月1日から1日1増えます)
・=VALUE("1900年1月1日") 結果 1
・=VALUE("1901年1月1日") 結果 367
・=VALUE("2024年12月14日") 結果 45639
オリンピックまでの日数を出してみます
・=VALUE("2024年7月26日")-VALUE("2024年12月14日") 結果 -140

時間を数値化する場合(1未満の小数で0:00に1で次の日になります)
・=VALUE("0:00") 結果 1
・=VALUE("12:00") 結果 0.5
・=VALUE("17:00") 結果 0.708333333
・=VALUE("20:00") 結果 0.833333333
計算で出す方法(時間を小数化する方法)
3:00の場合 =1/24*3 =0.125
5:00の場合 =1/24*5 =0.208333333
7:32の場合 =1/24*(420+32)/60 =0.313888889

日時に対するVALUE()関数は1日を1として
1以下の小数点以下を時間で表しています


時間の計算は60進数なのでややこしくなります
1を24で割ることで時間に対する小数が出せます

例 3:00の場合)=1/24*3 1を24分割して3で掛けます
分がやっかいで1時間は60分です30分は半分なので0.5時間となります

時間に対しては1を24で割りましたが
分に対しては1を(24*60)で割る必要があります

1を(24*60)で割って分表示の時間で割ります
例 6:25の場合)=(1/(24*60))*((6*60)+25)

VALUEとよく使うスプレッドシート関数
 COUNTIF  条件に一致するセルの個数を返します
 LARGE  範囲内の最大値
 SMALL  範囲内の最小値
 ROUNDDOWN  桁数を指定して切り捨て
 ROUNDUP  桁数を指定して切り上げ


VALUE(バリュー)>HOME

Googleスプレッドシート関数

ネット上からデータを取得する関数

DETECTLANGUAGE(ディテクトランゲージ) テキストで使用される言語を識別して言語コードを返します

GOOGLETRANSLATE(グーグルトランスレート) 言語コードを指定して表示されている言語を翻訳します

ISURL(イズユーアールエル) 指定した値が有効な URL であるかどうかを検証します

IMAGE(イメージ) セル内に画像のURLを指定することで画像を表示します

IMPORTDATA(インポートデーター) 指定したファイルからタブ区切り、カンマ区切りで文字列を抜き出します

IMPORTFEED(インポートフィード) RSSフィードやAtomフィードをインポートします

IMPORTHTML(インポートHTML) ページのソースからクエリを指定して文字列を抜き出します

IMPORTXML(インポートエックスエムエル) さまざまな種類のデータから文字列をインポートします

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