RAND（ランダム） - Googleスプレッドシート関数

RAND（ランダム）Googleスプレッドシート関数

RAND（ランダム）は、0 以上で 1 未満の乱数を発生させます。シートが更新されるたびに、新しい乱数が返されます。
※注意
GoogleDriveなどで複数の人とブックを共有した場合、全員違う数字になります

・関数	RAND（読み方：ランダム）
・書式	=RAND()
・内容	0 以上で 1 より小さい乱数を発生させます。シートが更新されるたびに、新しい乱数が返されます。

使い方
0～1の数値をランダムで発生しますので
=RAND()*10 とすれば 0～9.999・・
=RAND()*100 とすれば 0～99.999・・まで発生します

小数点以下を表示しないようにするには
INT()関数を使います
=INT(RAND()*100)　0～99までの整数を表示します

50～100など範囲を指定する場合は（注 50～100は51個の数値）
=INT(RAND()*51)+50　51個発生させ50足す

スプレッドシートサンプル（12行にランダムに順番をつける場合）

	A	B	C	D
1
2		ここでランダムを発生	1～12の順位を表示
3		=RAND()	=RANK(B3,$B$3:$B$14)
4		=RAND()	=RANK(B4,$B$3:$B$14)
5		=RAND()	=RANK(B5,$B$3:$B$14)
6		=RAND()	=RANK(B6,$B$3:$B$14)
7		=RAND()	=RANK(B7,$B$3:$B$14)
8		=RAND()	=RANK(B8,$B$3:$B$14)
9		=RAND()	=RANK(B9,$B$3:$B$14)
10		=RAND()	=RANK(B10,$B$3:$B$14)
11		=RAND()	=RANK(B11,$B$3:$B$14)
12		=RAND()	=RANK(B12,$B$3:$B$14)
13		=RAND()	=RANK(B13,$B$3:$B$14)
14		=RAND()	=RANK(B14,$B$3:$B$14)
15

スプレッドシートサンプルはRAND 関数で 12個ランダム作り順位をつけています

RAND関数で 12個ランダムを出す方法は
=INT(RAND()*12)ですが
この方法だと同じ数値が出る場合があるので
=RAND()を12個作って順番をつけます

※結果から見るとランダムに 12個ですが、実際にはランダムに12個の数値を出しているのではなく「12個のランダム数値」に「順位をつける」ことになるので重複がありません。
※順位をつけるには「RANK」関数を使います

上記のRAND関数を使ったポーカーの作り方はこちら↓
Googleスプレッドシートでポーカー
遊：エクセルでポーカーを作ってみる
RAND関数を使ったパスワードの作り方はこちら↓
ランダムパスワード生成

RANDとよく使うスプレッドシート関数

LARGE	範囲内の最大値
SMALL	範囲内の最小値
RANK	大きい順、小さい順、順位を出します

エクセル(EXCEL)のRAND関数との違い
Googleスプレッドシートもエクセルも小数点以下を15桁取得しています
単体で使うことが少ないので機能的には一緒ですが
書式設定をしていないとGoogleスプレッドシートは10桁エクセルは8桁表示します

Googleスプレッドシート
0.1234567891
0.001234567891

エクセル
0.12345678
0.00123456

表示以下が四捨五入して表示されます
※表示だけで実数は15桁取得しています

関数に関してではないがエクセルのRAND関数は
キーボード上部の「F9」や数式＞再計算実行で再取得できますが
Googleスプレッドシートには再計算ボタンやショートカットはありません
ブラウザですからキーボード上部の「F5」で再取得できますが再計算というよりページの更新になります

Googleスプレッドシートで簡単に再計算させるのあれば、どこかにチェックボックスを挿入しておくとクリックするたびにシートが再計算されます
参考：Googleスプレッドシートでポーカー

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